筑波大学
田中文英研究室

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ウィーン留学レポート② ~人に優しい国~

こんにちは、ウィーン留学中の大内です。

留学終了まで残りもう2か月となってしまいました。一日一日を濃く過ごさないと中途半端な状態で帰国してしまうことになりそうなので、気合を入れなおしている今日この頃です。

さて、今回は「人に優しい国 オーストリア」ということについて話そうと思います。

人に優しいとはどういうことか。

ここオーストリアでは、多くのスーパーが午後7~8時ごろに閉まってしまいます。
日曜日はウィーン市内の一部の店舗を除いて、ほぼ全てが休みです。
飲食店以外も基本的に閉まっています。

なので、オーストリアの人々は土曜日までに買い物を済ませるのです。
土曜日に買い物をすると「Schönes Wochenende (良い週末を)」という言葉をよく耳にします。

では日曜日はみんな何をしているのかと言いますと、山へハイキングに行ったり、公園で子供やお犬さんと遊んでいたり、家でのんびりしたり…
みんなリラックスして過ごしているようです。

つまり、みんなが夜は早く帰って休み、休日も家族などと一緒にゆっくり過ごすのです。
(その分朝は早く、この前6時台の電車に乗ったら人がいっぱいいて驚きました(笑))

週末はみんなお散歩しているドナウ川

日本ではコンビニは24時間空いており、土日・祝日は多くのデパートが多くの人で賑わっています。

その便利さが日本のいいところではありますが、我々(私だけかも?)はその便利さだけに注目して、それが実現できているのは夜間や休日に働いてくれている人がいるからということをあまり意識していないような気がします。

日本もオーストリアのようになればいいのにとは思いませんが、そういった「不便さ」も楽しめる余裕のある生活を送れたらいいですね。

それではまた。

大内